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ミ−ハ−天気の好きなものだらけ日記。
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副題は「カウラ収容所からの大脱走」。
大泉洋さんが出るので見たんですが、戦争物はやはり辛い・・・。
しかし見応えのあるドラマでしたっ。
いつもはながら見派の私だけど、画面から目が離せなかったです。

当時の日本人は本当に怖い愛国心の塊で、
隣にいたイタリア人捕虜たちとの思想の違いに愕然としました。
強制労働のない捕虜生活はとても自由で食事もちゃんと与えられてて、なんだか同じ捕虜でも以前見た寺尾聡さん主演のドラマとの違いにびっくりしました。
それでも一見楽しそうに見える日本人捕虜達も心の中ではそんな生活に複雑な思いを抱いてて・・・。
もう集団催眠ですよね。捕虜になるのは恥ずかしい事であり、そこで生かされるくらいなら自決せよ!という考えは、未だに理解できません。
大脱走するかしないか投票で決める場面は、このドラマの山場だけに本当に凄かったです。
一人一人の決意が見ていて非常に辛かった・・・。
国の為というより家族や仲間の為に◯を書く人が多くて、よほどその方がリアルに胸に迫ってきました。
大脱走とはいってもそれはつまり自ら死ぬ事を意味してて、武器なんて何もなくてバットやフォークを手にしてただがむしゃらに突進するだけ・・・。
次々と銃弾に倒れていく様はあまりに悲しくてやりきれなかったです。
×票も結構あったのに・・・。多数決って本当に時に残酷です。

加納さんの手紙を渡せなかった、と最初聞いた時は「なんで!」と思ったけど、あんな状況では渡せないに決まってる…。
当時の日本がどれだけ偏った思考だったかが伺えて、あの場面も悲しかった。
最終的にちゃんと奥さんの手に渡って、本当に良かったです。
手紙がまた良くて・・・。最後の手紙には泣かされました。
でも一番泣いたのは現地で加納さんの声を聞いて山崎勉さんが足を止める場面。
大泉さんの朴訥とした声がまた良くて・・・。

役者陣の演技も素晴らしかったなあ。
やっぱり大泉さんはなんか凄いわ。みんなに「生きてて何が悪い!」と説得する場面は本当に凄かった。
最後まで生きようとしてた事の揺らぎなさ、なのに死んでしまった無常さが悲しかったです。
阿倍サダヲさんのギラギラした顔つきも凄かった!
あんな人と同じハットにはなりたくない(笑)。
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