とおみ———————！！

奥田民生「FANTASTIC TOUR 08」＠東御市文化会館(2008.3.25)

行ってきました！！！　いやあ、凄かった♪
なんか凄かったっっっ。絶好調でしたね、民生氏。
え！？　もしかして今日良さげ？　あれ？もしかしてご機嫌さん？？？
お！？なんか凄くない！？　うわ、やっぱり凄いよね！？
うん、なんか良い。うんうん、凄く良い！！！

結果、ウキャア————！！！最高〜〜〜☆☆☆
と大・大・大興奮の大歓喜で終わったライブでした。
というわけで地元民が見た地元ライブレポです。↓
激しくネタバレしてるので注意！です。

後ろから５列目とは思えない近さでしたっ。
なんたって民生くんが等身大でしたから！(笑)
あんなにくっきりはっきり髪のウェ−ブまでしっかと見えたのは久々で、
それだけで「うお〜〜〜☆☆☆」とテンション上がりました。

セットリストは「ときめき」がなくなってましたね。
だもんで「もしや『今から海を』が来るのか？」と期待したんだけどそれもなく・・・。
でもＷアンコがあったので曲数は変わらず、でした。
このＷアンコが凄かったんだけど、それは又後で。
前回の松本に比べると構成がスム−ズになってて、曲の流れが気持ち良かったです！
同じ曲順なのに曲間をなくしたりするだけで印象がこうも違うのかと。
あと音の印象もだいぶ違って聞こえましたっ。
松本はそれこそ本当に音の海に溺れるような深さを感じたけれど、
今回は直接体に直撃してくるようなダイレクト感があって、
激しくて雄々しくて力強くてカッコ良かった！！！

狭い会場なのでステ−ジもそんなに奥行きがなく、
照明とかも凄く贅沢に使ってる感がひとしおでっ。
ミラ−ボ−ルがごっつ大きく見えたもん(笑)。
照明チ−ムの演出を思いっきり堪能出来て、それも幸せでした☆☆☆
特に「アドレナリン」の虹色クルクルや、
「家」の大胆なドラマチックな演出とか(１番丸々セピア色に包んで、間奏で真っ赤、最後は全ての照明が民一人にスッと集まってスポットライトの中で幕)、
トロフィ−のバックライトとか、
緑色の照明がまるで森の中にいるようなうっとり感を醸し出してたのは何の曲だっけ？←「カイモクブギ−」？
「ちばしって」の真っ赤な照明も印象的だったし、
ステ−ジ背後に何本もスモ−クが噴出したのもカッコ良かった！
700人クラスでこの贅沢感、たまんなかったです！

勿論演奏も凄かったっっっ。
最初からもう余裕の貫禄っぷりだったけど、
「野ばら」のラスト、変なポ−ズでギタ−〆たのがすんごい可笑しくてっ。
「ああ〜、やっぱ良い曲だなあ☆」ってうっとりしてたのにっ。
ここで「あれ？もしかして今日ご機嫌さんなのか？」と思いました(笑)。
中盤のロケンロ−コ−ナ−での「マシマロ」のギタ−ソロとか
「これでもか！」と言わんばかりにブイブイいわせてたし。
今回はすんごくギタ−ソロ聞かせまくりなんだけど、更に濃厚だったです。
特に「鈴の雨」→「愛のボ−ト」は圧巻でしたっ。
思わず曲が終わってもみんな圧倒されてシ−ンと静まり返ってしまった程。
あまりに静かで民生くんが心配してしまうという一幕も(笑)。
「標準語分かるかい？」とか言われてしまった(ワハハ！)。
次の曲に行こうとしてもシ〜ンとしてたんで、
「もうちょっとこう・・」と催促されたのでみんなで盛り上げると
「わざとらしい！」とかバッサリ言われちゃって(笑)。
で、更に本気で盛り上がったらなんか爆笑されて
「逆にやりづらい」とかなんとか・・・。楽しかった♪

MCの回数はさすがに少なくなってたので淡白になってしまうんだろうか？と
最初は思ってたんだけど、そんな事はなかった。
むしろ饒舌タミ−でちょっとビックリするくらい。
一番最初の挨拶は「お久し振りです」ネタ(笑)。
「久し振りに来てみたら、ここら辺もすっかり変わってしまって」
「昔はもっとビルとか建ってたのに」(えええええ〜〜！？そっち？って思わず爆笑)
「すいません(笑)。初めまして(大拍手)」って感じだったです。
で、国道沿いにどうしてあんなにカツ丼屋があるのか？という話題になり。
あまりのカツ丼プッシュに普段は食べないのに思わず食べたらしく。
そんなに推すんだからどれだけ美味しいんだ？と食したら「いや、美味しかったです(笑)」と。
小原さんも20年振りにカツ丼食べたらしいっす。
「どうして食べようと思ったんですか？」
「どうしてだろうね。なんかそんな雰囲気だったんだよね」(おお〜！)みたいな。
さすがに今日は腹持ちするだろうね。という話から、
この後のMCは体内のカツ丼報告と化してしまいました(笑)。
ちなみにドラムの湊さんは蕎麦を(至極真っ当です！)、斉藤さんは天蕎麦だったかな？を食べたので、最後まで誰が一番パワ−が残ってるか？競争を、みたいな話も出たんだけど、結局カツ丼組の報告で終わったという。
次のMCでは「今この辺ですね」と鳩尾を指差すタミ−に対し、
小原さんが「お臍の辺り」と報告すると「もう！？」とビックリ。
「(自分はまだ)第３ボタンぐらいですよ」っていう言い方が可愛かった。
ロケンロ−タイムが終わるとカロリ−を消費したので、
「もうウンコですね！」と爽やかに報告(笑)。
すると今度は小原さんが「いや、まだ作成中じゃない？」とか言い出して、
「消化中ですね。半カツ？」って訂正するもんだから、私思わず笑い崩れました。
なんていう会話・・・(大笑い)。どうして男子はこうもウンコネタが好きなのか。
後半になるともう「そろそろウンコでしょう！」「ウンコですね」と
ステ−ジ上は「ウンコ」という単語が飛び交いまくり(笑)。
さすがに斉藤さんが止めに入りました(ワハハハハハ！)。
そんなにウンコウンコ言うな、と。もっともです。
するとタミ−は「今だから言えるんじゃないですか。いつもはこんな事言いません」と良い子振る。
えええ〜〜！？と反論する斉藤さんや小原さんに「セレブですから」とうそぶいてました。(くくく)
「楽屋で“ウンコしてくる”なんて言いません。この辺ではそういう時なんて言うの？」と質問してきたので、一人の男子がなんか答えたら「なんて言ってるのか分からん！」とバッサリ！(いつも通り)　でもこの時はちゃんと聞こうとしてましたっ。

恐ろしい・・。ウンコネタでこんなに行数使ってしまった・・・。
あとは例の「客が一番盛り上がる曲」ネタもそれはもう楽しげに、更に大袈裟に(笑)。
なんたって曲を演る前から煽ってましたから。
九州では失神者が出て救急車も出動してそりゃあ大変だったらしい。
一番酷いのは失神パタ−ンで、そんなにいかなくても大体の人は失禁するとか(笑)。
だから物販で赤パンを売ってるんだね。って(笑)。
思わず「それでか！」と納得してしまった私。
買いたくなくても買わざるをえない。「俺も俺も〜」ってなってしまうという。
「なんてうまく出来てるんだ」と自画自賛(笑)。
「終わったら半分くらい人いなくなるからね(笑)」
「だったらこんな最初のほうでやるなよ！って話ですけど」とセルフツッコミ。
散々煽っていざ始まった時のイントロの和み具合ったらそりゃあもう・・(笑)。
「イェイ！！」「うおおお〜〜〜！！」って凄い無理矢理に終わると(ワハハハハ！)、相当シャウトしたのでかなりお疲れのご様子(ダハハハハハ！)。
「間奏ですんごい高い声でシャウトしたの、まさか聞こえなかったの？」と
なんだか裸の王様状態にまで追い込まれましたよ、私達(笑)。
と、突然「EBIは犬にしか聞こえないシャウトしてましたけど」と懐かしいネタが！！
やられました。うっかり大喜びしてしまいました。
でも小原さんには通じなかったらしく「海老じゃないですよ」とか言ってたけど。
「他で言わないで」と念押しされましたね〜。
この曲が凄いって噂が流れたら困るから。
「特に外国には(笑)。外国に広まったら大変だから」
あっちこっちのフェスに引っ張りだこ。「俺も俺も〜〜」って(笑)。
「今くらいが良いです」ってボソッと言ったのが、なんか大笑いしながらもあったかい気持ちになりました。
あ、「ちばしって」の後やっぱり「この曲疲れるんだよ！」って言ってました。
そしてウンコネタへ流れたような。

天気が良かったので場内はサウナ状態。「暑いね！」って。
「春、来た？」って小原さんに聞いてたのが可愛かった☆☆☆
民生くんは花粉症ではないようで羨ましいっす。
(花粉症の人はまずその話題が出ると思うんで)
ピンク×白のチェックのシャツの下に白Ｔ、
ベ−ジュのチノパンという春めかしい格好をしてた民生くんは
「こうなったらランニング一枚でも良いね」とかなんとか。
「スティングみたいに」
「(自分と)タメだよ」と小原さん。
「え！？スティングも82歳なの？」って失礼な(大笑い)。

静まり返ってしまった客席に気を使って(？)、
「ちなみに東御市の人はどのぐらいいるの？」と質問すると。
予想外に少なくてみんなビックリ！！！(えええ〜〜！？って仰け反って大笑いするタミ−)
結構衝撃だったらしく「10人ぐらいしかいなかったよ」とウケまくってました。
いや、範囲が狭すぎですもん。県内だったらほぼ100%だったのに。(歯がみ)
「近所！」と女子が言えば、「近所って１時間ぐらいあるんでしょ？知ってるよ」とつれなく言われて思わず爆笑！
「こうなるとどこでも行けるねえ。今度佐渡に来てよ」と無茶な事言われました。

客席の半分、もしくはそれ以上がヤロ−達だったので歓声もキャア〜！っていうよりウオ————！！！ってノリで、それがより拍車をかけたような盛り上がりっぷりでした。
やっぱり「無限の風」以降の流れは異常にカッコよくて、我を忘れてしまいます！
「トロフィ−」の時とか何度も体が宙に浮くような、身体を持っていかれるような感覚を味わいました。
光の先に見えた気がして。それは確かにそこにあって・・・。
本当に本当に音楽の魔法は気持ち良い！！！　久々に心の底から感動しましたっ。

アンコ−ルコ−ルがまさかのオイオイコ−ルでウケつつも嬉しかった！！！
実は事前にネタバレを読んでたので、アンコ一曲目が変更になってるのは知ってました。
待ってましたの「快楽ギタ−」はそりゃあもう楽しくて楽しくて大騒ぎ♪
凄かった！！　予想以上に盛り上がっちゃってハイテンション！！！
「イ−ジュ−」とか大感動しちゃって大変大変っっっ。
更に曲終わりに深々とお辞儀する民生くん。いつもより長かったような。
心が見えるような姿に又感動。
メンバ−を次々と指差す中、客席も指差してくれちゃったりしたので凄く嬉しくて☆

客電がついてアナウンスが流れると後ろの方の人達は帰ってしまったり。
でもＷアンコがあるかもと知ってたので残ってる人達で更に手拍子してると。
出てきてくれましたっっっ。ちょっと小走りしながら。
そのままギタ−をかけて、力強くメンバ−紹介。
斉藤さんの時は「あうあうあうあ〜〜！！！」ってすんごい適当に言ったもんだから斉藤さんと一緒に大笑い！！　
タミ−もウハハハハ〜〜！とウケつつ、ちゃんと「さいとうゆうた！」って言い直してました。
そして物凄い盛り上がりの中始まったのは「さすらい」。
これがっっっ。もうなんだか物凄く嬉しくて！　大喜びで大手拍子で大合唱！
久し振りに聴いたからか本気で嬉しかった！　我ながらビックリの狂喜乱舞状態。
やっぱり♪このまま死なねぇぞ————！！にはトリハダ！
さすらってこう。もう心ゆくまでっっっ。これからもずっと。うん、決めた。

最後はやっぱり深い深いお辞儀→Ｗピ−ス連打っ。
で、去り際に。
もう一度客席を見て、見渡して、片手を上げて、頷いて。
なんだかそれが“もうちょっといたい”という余韻のようなものに感じられて、
なんだか凄く凄く嬉しかった！

ありがとう！　民生くんっ。
また長野のどこかで会いましょう！！！